第四回 古町花街展『文人のみた花街、文学のなかの芸妓』
第四回 古町花街展『文人のみた花街、文学のなかの芸妓』
花街は、有形無形の様々な日本文化を包括的に継承する稀有な場です。芸妓の町・古町花街は、その源流を江戸時代にもち、明治後期に新潟遊廓が市街地外縁に形成されたことで、「芸妓の町」として現在の地に成立しました。古町花街には、様々な文人墨客や著名人が訪れ、その思い出は文学や随想に度々残されてきました。
本企画展では、かつての古町花街・古町芸妓を描いた尾崎紅葉や芥川龍之介等の随筆、宮田重雄や近藤日出造等の画家・漫画家による古町芸妓・力弥さんの似顔絵等の色紙、その他歴史を物語る史料等を展示します。往時の古町花街のおもかげに触れて頂ければ幸いです。また、明治時代から昭和初期の花街全盛の時代、新潟県内に存在した他の花街の盛衰についても合わせて紹介します。
会期 ※会期延長
2024年9月3日(火)~11月4日(月)
※開館時間:午前9時半~午後6時(10月は午後5時閉館)
観覧料
300円(入館料のみ)
会場
旧齋藤家別邸・土蔵
お問合せ
025-210-8350(旧齋藤家別邸)
協力
新潟三業協同組合(新潟市料理業組合・新潟芸妓置屋組合)、柳都振興株式会社、新潟ハイカラ文庫、古町花街の会